構成台本づくり、再開



デザインフェスタ落選の知らせを受けてからというもの、構成台本の作成が滞っていた。
何万人と来場するイベントでの宣伝機会を失ったことは、とても大きな衝撃だったし、落胆もしたし。

代わりになる広告方法を考えて打ち合わせを重ねる日々。
いろいろと案は出て消えていった。

いま、初めて広報というものにぶつかっていっていると思う。
そして少しづつやることがはっきりしてきた。
というのも、メンバーがいい動きを見せてくれてきたからで、テンナイン内に広報班のようなものが出来上がりつつある。

これは暗に「台本に集中しろ。そのかわり早く書け」ということで。

単独ライブ、どんなものにするか、構想はかたまりつつある。
前後編に分かれて、これまでのシネマイムも新作を含めて上演し、ライブハウスという環境なのだから音響や照明を使ったシネマイムも。
そして後編は、ひとつの作品をやろうと思っている。
まっさきに、舞台俳優が集まったテンナインなのだから、演劇をやるのは?と頭に浮かんだ。
けど、そんなのは普段のみんなの活動でやればよいことだと、すぐさま思い至る。
もっと、テンナインならではのを、シネマイムの面白さを広げるものを。
そう考えて最近は、シネマイムってなんなんだろう?なんて考え込んでいる。

ホームページとかで謳っている面白さはもちろんで。
当然それを目指して作品をつくりパフォーマンスに取り組んでいて。
でも、それがなんで面白いと感じるのか、というところが知りたくて。
一言でいうなら「がんばった宴会芸」とでもなるのだけど、じゃあその宴会芸をなんで、どこを面白いと感じるのだろうか、ということで。
考えれば色々と理由は出てくる。その理由と単独ライブというものがマッチしたときに、なにか閃きが生まれてくると思う。

そしてデザフェス落選の慌ただしさの中、大きな閃きがきた。
その閃きを書き連ねることもできず、広報に追われていたけど、もう広報は動き出した。
そろそろ台本に戻って閃きを具体的にしてみよう。